全てのゲームはメタゲームとして解釈できるのではないか。

メタゲーム。
つまり対策をとる。
これの連続がゲームだ。

ゲームは課題を出し、プレイヤーはそれをメタる。対策する。攻略する。
すると、ゲームは次の課題を出す。
その課題は、これまでの攻略法では解決できない。
つまり、今度はゲームがプレイヤーをメタっている。
あらゆるゲームはその繰り返しである。
攻略し、その攻略が通じない課題を出し、さらに攻略する。
プレイヤーは常にメタを続けなければならない。
学習し続ける必要がある。
そして、メタが終わった時、ゲームが終わるのである。

このメタ原理は対人ゲームにも当てはまる。
むしろ対人ゲームから着想を得た。
対人ゲームの奥深さは、このメタが対人によって半永久的に回ることにある。
だからこそ長く深く遊べる。

ゲームデザインにおいて、メタの概念を意識するのは、
また新たな視点を与えてくれるかもしれない。

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