始めから説明しましょう
事の起こりは「人類は衰退しました」というアニメです
これをたまたまニコニコの一挙で視た僕は、激しく感銘を受けました
こんな斬新な作品がアニメにはあるのかと

それまでアニメは軽視しており、視る価値はないと思っていました
ですが人退との出会いによって、僕は二つの変化を受けます
アニメの面白さとラノベの面白さです

以降、アニメやラノベに積極的に触れていきます
そしてある思いが生まれます
ラノベを書いてアニメにしたい

元々、宮崎駿を創作の師と仰ぐ僕なので、アニメに憧れはありました
しかし個人主義を持つ僕に、アニメは縁のない創作だと思っていたのです
けれどラノベ原作なら個人でアニメの軸に触れることが可能
そこで僕はラノベ作家となり、アニメ化を目指す五カ年計画を打ち立てます

http://64422.diarynote.jp/201212292043152009/

このあたりから小説に取りかかっていることがうかがえます
切りよく2013年スタートということにしましょうか
それから2017年現在まで6作を書き、新人賞に投稿しました
結果は惨憺たるもので、二次落ちが2作、一次落ちが4作でした
凡人がやればこうなるという典型です

それでもまだ諦めてはいなかったんですが、
最近になってまた新しい変化と出会いました
至道流星先生主催の「WEB小説を書籍化する方法」という座談会です
この座談会に積極的に参加してみてわかったのは、
商業作家というのは想像以上に厳しい環境だということです
ぶっちゃけ、うまみねえなって感じです
それとは別に、新たに提示されていたのが、なろうという環境でした

かねがね新人賞における不自由は感じていました
カテエラの存在、ページ数の制限、選考期間の長さ、選考の不透明性
なにより受賞作が売れない、売れないものを受賞させる
薄々感じていた不安が爆発しました
これじゃ本当に面白いものを書けねえじゃねえかと

一方、なろうは原則的に自由です
座談会では異世界縛りがあるとのことですが、知ったことではありません
本当に面白いなら人気が出るはずです
人気が出れば書籍化できるし、売れるし、アニメ化できるかもしれません
何より書きたいものが書けます

このような誘惑を見せつけられ、考えさせられました
新人賞で、その後の新作で、僕は僕の望む創作ができるのかと
意味のあることができるのかと
残念ながら、カテエラのせいで没となった無数のアイデアを見る限り、
新人賞は窮屈と断じざるをえませんでした
このまま続けても、望まぬ苦行が待つだけでしょう
潮時かな、と思いました

反対に、なろうには可能性を感じました
より個人性が高い上に、縛りもエロくらいでしょう
人気が出ないなら出ないでいいんです
でも自分が信じる創作がしたい
それなら、なろうもいいのではないかと

結論としては、小説五カ年計画を終了します
そもそもアニメ化は優先度の高い目標ではないですし
新人賞は諦めます
僕にはハードルが高かった
代わりに、なろうという新たな活動の舞台を追加します
今現在、新作の予定はありませんが、
いずれ何か書くかもしれないという緩い姿勢です

まー元々、小説は書くのも読むのも好きではないからね
無理があったのかもしれません
これからどうするかは決まっていませんが、
エロゲ作るか、なろうでお試し作品書くかするでしょう

てなわけで、バイバイ新人賞!

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