不安で仕方がない

これは欝なのではないか?

それとも発狂してしまったのだろうか?

強すぎる感情が何の形にもならずに鬱積し続けている

形にする方法がない

外に出す方法がない

くるしい

ほんの僅かな癒しでもかき集めようとしている自分がいる

とても疲れた

本当はもう創作などしたくないのかもしれない

このまま何も考えず、最後の死の苦しみさえ耐え抜けば
まだやり直せるのではないか・・・

そんな無意味な妄想ばかりが頭をかすめる

昔の僕はなんと言っていたであろう

後進の標となるべく死など涼しい顔で迎えようと心を決めていた

死も恐ろしいが、何もかもが枯れてしまったこの人生も恐ろしい

あらゆる物が僕に疲れを囁いてくる

しかも皮肉なことにそれは創作者としての意識が原因なのだ

遊びの創作が追われる創作となり、
遊びの世界が追われる世界となった
その途端に世界はその全てが疲れる存在へと成り果ててしまったのだ

創作世界疲れである

深海の世界は面白いか?
経済の世界は面白いか?
民俗学は面白いか?
文学は面白いか?

何も面白くはない

心の底の最初の人格が冷静な顔を崩さず、
何もかもを冷たく眺めている

抗うように僕は楽しみを探して、
他愛のないことで笑う努力を続けるが、
それとて虚しいことだと理解しているのだ

僕にとっての創作は既に精神の命綱となっている

追われる創作をすることは精神の瓦解を意味するのかもしれない

クソゲーを作り続けなければいけないのかもしれない

向上心など持ってはいけないのだ

そんなものの為に、創作の輝きが犠牲になっている

甘いことは重々承知だ
その甘さの残酷さは十分に理解している

そう、もはや引き返せないことも知っているのだ

どう理屈をこねた所で僕は追われる創作の段階へと至ってしまった

世界は輝きを失った

僕は死んだ

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