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2010年5月10日 ゲーム
この世界は止まっているとする
時間はない
その中で互換可能なもののみが確率的に置換される
その連続が時間に見え、
確率的な置換の進行がエントロピーの増大を絶対的に決定する

ある量子の確率的振る舞いの結果を記録して、
光速のワームホールやら何やらで過去に送りつけたとする
すると量子の確率的振る舞いは予測可能になってしまう
例えばこの思考実験を丸ごと、タイムマシンと記録装置も含めて
方程式化したとすると、
このタイムマシン方程式には、時間tによって
現在の全ての状態が決定される時間項が含まれることになるだろう

しかしこの方程式は原理的に絶対に成り立たないというのだ
そこにはどれか一つだけ決定的な矛盾がある
単なる確率論の言い直しに過ぎないのだろうが、
現在は時間の関数ではないということだ

そうだ、決定的な矛盾
現代量子力学は確率化している量子はそもそも実在を考える必要はない
としているが、その中で確率化を解消させる因子、観測者も
また厳密には極めて低い確率化状態にある量子の集合でしかない
つまり我々だ
現状の量子力学は、我々を考えなくてもいい存在だと定義している?

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