味が薄い。
何かだんだん生き急いでくるというか、
単位時間当たりの情報摂取量みたいなものを気にしてしまう。
ただ量があればいいってわけでもなくて、複雑性、
今までに取った複雑性と独立の、も持っていないとだめだ。
文章はより淡白でストレートでないと無駄が多い。
図画はより多く、大きく、多角、多種。
どうしたことだろう。
つまり、面白いということを押し拡げた。
すんげー奥深くのロジックを日常に適用して、
日常で世界全部のうま味をしゃぶり尽くそうというのがこの魔法の概要だ。
ぜんぜんうまく働いていない。味が薄いままだ。

人はけしてそのものの情報を自然にゲットできているわけではないが、
そのものでも今では薄い。
そのものでは駄目だ。
この程度の濃さでは、向こうの方が面白いことになってしまう。
向こうの方が面白いんじゃ、やはりこの世は無為になってしまう。

この世は口だな。
中身は自分でつくらにゃならん。
物質は人の面白さには勝てん。
めんどくさいなぁ。
しかしてこの神秘的な面白さは何によるものなんだろう。
やはり根本原理よな。
そう思うと他に適用するのもいよいよ困難だなあ・・・

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