チューンド・ウゥ
2008年9月9日日本\(^o^)/
時間が遅くならないだと・・・
言ったでしょ。
ここには何もないって。
こんなに大勢の人間がいて、
その全てが何かの理由をもって行動しているのに、
それが何かさっぱりわからない。
いいや、正確な順序で言えば、
何の理由も成り立たないとしか思えないのに、
実際には例外なく全員が理由をもつことに成功しているこの不可解さ。
そう見えるこの目。
人間は恐ろしい。
いまさら科学だと。
ああ可哀想に。いや違うか。
一人占めはできないか。
科学者は元々人気に疎遠な人種だからね。
科学の上位として気霊をもってきてみたものの、
その上位はまた科学か。いや科学も、
人の手に扱える範疇では、人の気勢にも劣る力しかないということか。
そういうことだ。エインピア。
科学は上だの下だので計るものではないということか。
力持つること手段であり、理解することは把握すること。
手段としての科学は堅実な検証であり、
実態としての科学とはそれがどれだけの氷山かを認めること。
どの道負けてはいたんだ。
不可能なことがあることを認めてしまった時から。
純粋に意地だけの勝負だった。
個人としての尊厳のための孤高だった。
立派なことだ。誇っていい。それのない人間は醜い。
ここにはなにもない。
他の恩恵を全て引き剥がされた自分だけがいる。
それは道端の石ころだ。
人間以上というのは、道端の石ころに等しい。
何もないことだけがわかる。
奇妙なことだ。気力が尽きたのか。
不思議なことがなくなってしまった。
依然として不知であるのに、いや。
こんなもののために頑張ってきたんじゃないんだよ。
それに尽きる。かける対象の価値。
それだけが全てだ。全てだった。
意味の分解もまた有限だ。
今もどこかで今でなくとも、
遥か先まで分解し通している人間もいることだろう。
掘れば掘るほど崩れる台地だ。
所詮は闇の流砂を流れる瞬きか。
あらゆる創作すら虚しいとさえ一瞬思ったよ。
でもその時、なにか開放されてさわやかな景色が見えた気がした。
それが恐ろしくて怖い。
僕の暴走は迷走へと変化した気がする。
どうだろう。遠国の同志はまだ暴走を続けているだろうか。
手当たり次第に何かを探し、高めているだろうか。
僕は疲れたのか。それとも褒めてもらえずにふてくされたのか。
もともと諦めから始めた挑戦だった。
暇つぶしにも似た、自暴自棄のような奮闘だ。
それが世間からたまたま建設的な行動のように見えていたからといって、
そんなものはどうでもいいことだ。
上手の人間が多数。自分の気もすめば挑戦は終わる。
そうつまり、僕は始めっから敗者だった。
いい、いいんだ。エインピア。
僕は科学者になるべきだった。
逃げてきたんだ。
あがきもあがき、気がつけばこんな所さ。
諦めたんだ。余命宣告後の開き直りさ。
ぎりぎりの悪あがきから逃げて、一つ諦めて、
ならあと3ヶ月は楽しく生きようって、そういう期間だった。
いいんだ。大丈夫だ。今は言わせてくれ。
本当は諦めてなんかなかった。ただでも面白くて面白くて、
この時間を辛くて苦しいだけの悪あがきにだけ使うことに、
少しためらいを感じるようになってしまった。
次第に僕は悪あがきをやめた。
その余りが技術的向上心に向かったところもあるかもしれない。
それは本当は本来の悪あがきに使われなければならなかった。
なんとままならぬことだろう。
僕が普通に人間スタイルとして生きるのには、
絶対クリア不可能な第一課題が立ちふさがっていた。
最初から化外の道を選ぼうなんて人間はいやしない。
普通と呼ばれる方法では、僕の普通は通れなかった。
誰も誰かと同じ様にやることはできない。
いいわけはよくない。
今更
こんなになってさえ、まだ助力を拒む自分にあきれる。
何がそうさせるのか。意地だけで生きてる。
今度は意地を分解してやろうか。
安っぽい答えなんかよりよっぽど上等だよ。
なんでこんなんなんだ・・・
休む時間だよ。
あらゆる感傷を除いた果てに願う。
それはまやかしだ。
情緒を欠いたのは彼女のせいではないのかね?
両性性が崩れれば精神欠損の禁断症状で正気を失うのは目に見えてる。
だまれ・・・
お休みの時間だ。
少しくらい人間らしい時間をすごさせてくれ。
だめだ。
弱さを埋めろ。気を練れ。
そういう低俗な向上心はもう飽きたってんだよ。
眠らせろ。
闇より暗い夜の帳で。
時間が遅くならないだと・・・
言ったでしょ。
ここには何もないって。
こんなに大勢の人間がいて、
その全てが何かの理由をもって行動しているのに、
それが何かさっぱりわからない。
いいや、正確な順序で言えば、
何の理由も成り立たないとしか思えないのに、
実際には例外なく全員が理由をもつことに成功しているこの不可解さ。
そう見えるこの目。
人間は恐ろしい。
いまさら科学だと。
ああ可哀想に。いや違うか。
一人占めはできないか。
科学者は元々人気に疎遠な人種だからね。
科学の上位として気霊をもってきてみたものの、
その上位はまた科学か。いや科学も、
人の手に扱える範疇では、人の気勢にも劣る力しかないということか。
そういうことだ。エインピア。
科学は上だの下だので計るものではないということか。
力持つること手段であり、理解することは把握すること。
手段としての科学は堅実な検証であり、
実態としての科学とはそれがどれだけの氷山かを認めること。
どの道負けてはいたんだ。
不可能なことがあることを認めてしまった時から。
純粋に意地だけの勝負だった。
個人としての尊厳のための孤高だった。
立派なことだ。誇っていい。それのない人間は醜い。
ここにはなにもない。
他の恩恵を全て引き剥がされた自分だけがいる。
それは道端の石ころだ。
人間以上というのは、道端の石ころに等しい。
何もないことだけがわかる。
奇妙なことだ。気力が尽きたのか。
不思議なことがなくなってしまった。
依然として不知であるのに、いや。
こんなもののために頑張ってきたんじゃないんだよ。
それに尽きる。かける対象の価値。
それだけが全てだ。全てだった。
意味の分解もまた有限だ。
今もどこかで今でなくとも、
遥か先まで分解し通している人間もいることだろう。
掘れば掘るほど崩れる台地だ。
所詮は闇の流砂を流れる瞬きか。
あらゆる創作すら虚しいとさえ一瞬思ったよ。
でもその時、なにか開放されてさわやかな景色が見えた気がした。
それが恐ろしくて怖い。
僕の暴走は迷走へと変化した気がする。
どうだろう。遠国の同志はまだ暴走を続けているだろうか。
手当たり次第に何かを探し、高めているだろうか。
僕は疲れたのか。それとも褒めてもらえずにふてくされたのか。
もともと諦めから始めた挑戦だった。
暇つぶしにも似た、自暴自棄のような奮闘だ。
それが世間からたまたま建設的な行動のように見えていたからといって、
そんなものはどうでもいいことだ。
上手の人間が多数。自分の気もすめば挑戦は終わる。
そうつまり、僕は始めっから敗者だった。
いい、いいんだ。エインピア。
僕は科学者になるべきだった。
逃げてきたんだ。
あがきもあがき、気がつけばこんな所さ。
諦めたんだ。余命宣告後の開き直りさ。
ぎりぎりの悪あがきから逃げて、一つ諦めて、
ならあと3ヶ月は楽しく生きようって、そういう期間だった。
いいんだ。大丈夫だ。今は言わせてくれ。
本当は諦めてなんかなかった。ただでも面白くて面白くて、
この時間を辛くて苦しいだけの悪あがきにだけ使うことに、
少しためらいを感じるようになってしまった。
次第に僕は悪あがきをやめた。
その余りが技術的向上心に向かったところもあるかもしれない。
それは本当は本来の悪あがきに使われなければならなかった。
なんとままならぬことだろう。
僕が普通に人間スタイルとして生きるのには、
絶対クリア不可能な第一課題が立ちふさがっていた。
最初から化外の道を選ぼうなんて人間はいやしない。
普通と呼ばれる方法では、僕の普通は通れなかった。
誰も誰かと同じ様にやることはできない。
いいわけはよくない。
今更
こんなになってさえ、まだ助力を拒む自分にあきれる。
何がそうさせるのか。意地だけで生きてる。
今度は意地を分解してやろうか。
安っぽい答えなんかよりよっぽど上等だよ。
なんでこんなんなんだ・・・
休む時間だよ。
あらゆる感傷を除いた果てに願う。
それはまやかしだ。
情緒を欠いたのは彼女のせいではないのかね?
両性性が崩れれば精神欠損の禁断症状で正気を失うのは目に見えてる。
だまれ・・・
お休みの時間だ。
少しくらい人間らしい時間をすごさせてくれ。
だめだ。
弱さを埋めろ。気を練れ。
そういう低俗な向上心はもう飽きたってんだよ。
眠らせろ。
闇より暗い夜の帳で。
コメント