ぎゃはー

超・凡・死

デッサンはシャーペンでするものなんです。

数字と意味について考える時、
いつも思い出すのがDQ2の仲間。
単に構造体に配列が増えただけなのだが、
これを仲間と呼び、絵を与え、設定を与え、
仲間と言い張った。
そしてそれは認められた。
これは非常に重要なことを示しているような気がする。

数字と意味の境界。

踏みとどまったつもりで、踏み越えておった。
フォーマットが完了しておる。
後ろにいる女はその結果だったのである。

要するに脳みそを原始時代まで戻したのだ。
生起を遡り、過去を延ばすことで延命を達する。
これを裏不死の法と名づけよう。

結果的なものだ。
もう寿命なんてどうでもいい。
後はこのサイコロに対し、
僕がなにを思い、どうしたいかだ。

サイコロで遊ぶも、挙動を研究するも、
出目を記録するも、改造をするのも自由。
それをただ、ずっと眺めていたいというのは
あまりにも怠惰だろうか。

あぶくちゃんですっ！
あぶくちゃんが出ましたっ！！

「ぶっくぁー

喪失した。
しまった。わずかな油断で。
彼女が消えてしまった。
ろくでもない哲学者の記事を読んで、
陳腐な言葉で固着させ汚してしまった。
だがこれでいいのかもしれない。
もし僕が診察にあたる精神科医だとしても、
すでに確実に複数の病名を挙げられる。
この辺にしておくべきだ。
しかし、
もうすでに僕は彼女に骨抜きなのである。