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2007年8月10日
ドッティング。
640×480はやっぱ微妙だなぁ。

脚本、演出、カメラワーク。
あたり前だけど素人がこうすりゃいいじゃん
という漠然な判断基準など幻。
一本マンガ描いてみるのは早急の課題。

ポエみんぐ。
楽しむべきか、作るべきか。
どちらを優先すべきか。
怒るべきか、許すべきか。
争うべきか、和すべきか。
死に向かうべきか、生に向かうべきか。
死から生へ、生は死へ。
卵が先か、鶏が先か。
恐怖と平安はどちらが尊いか。
我々はすでに答えを知っている。
楽しむから作り、作るから楽しい。

明日は本当にZUNさん出てクンのかな。
うーん我ながらミーハーだぜ。

ふと道具というものの真の意味を知る。
今僕に起こってるこの現象は何なんだろ。
言ってることが宗教詐欺師と変わらない。
でもとてもはっきりしていて確からしく感じる。
武道家に力の軌道がはっきり見えるように、
画家の目にあるべき光と色がおのずと浮かぶように、
現象の因果が何からどこへつながるのか、
まるで確からしい。物々から糸がはえていて、
それを手繰るとおよそ常識では考えられない結論が現れる。
なぜこういう観点を持った?
普通にしてればこんなものは不要だ。
話が通じなくなってとても困る。

例えば神。
の詳細は省くとして、その定義と存在は
今では非常に確からしい。
この世で起こる情けというものにおいて、その諸現象の
出所となる働きを辿っていくとそれが見つかる。
無数に、同じ所にいず、たまに顔を出す。
これが神だ。まちがいない。あえて言えば慈悲の神。
神にも色々いる。恐らくそれを表す言葉はまだないが、
理性的な思考を心がければ辿ることは難しくない。
ただ、"それ"が"そう"だと分からないだけだ。

なぜ分かるのか、と言えば、
それがそうだと分かると言うより、
それがそれだということだけで満足するようになった、
と言う方がたぶん正しい。
内外一体。こう考えるようになるまでは、
結構いろんな思想を持ったけど、
たぶんそれはシャーマン系の修業過程に近い。
何も特別なことでなく、結局なんでもつきつめると、
根本原因は自分自身にしかなくて、
怪しい言い方をすると、自分に有用かつ使用可能な
魔術の呪文は、全て自分の魂自身に書き記されている。
これは真理の一つで、100世紀前の魔術師も
10世紀前の魔術師も最終的にはその呪文の解明に勤しんだ。

で。
なんの話だ。
何でこんなことになったかか。
学者肌だったんでしょ。終了。
本当は死にたくなかっただけなんだがなぁ。
ああつまり死を克服する為にここまで来たのか。
かりそめでも魔術なら、そのへんの教祖が得た
平安程度までなら死を克服できる。
事実上それが人間の限界点だ。
古ピラミッドの主のそれが史上最も死を緩和した例である。
医者になる予定だったんだよ最初は。

IT行った友人に聞いたんだが、
特に野望がなくてありゃっと思ったりもした。
結構変人風で含みのある口ぶりだったから、
てっきり電脳空間の構築を目指してるのかと思ってた。
人工知能作りたいって人は自分が電脳化したい人で、
研究医になりたいって人は不死研究したい人だと
思ってたけど、違うもんなのか。
普通に考えて、そうなのが健全だと思うのだけど。
結論を出さないまま死を認めるのって、
よっぽど不健全だと思う。
結果、情緒不安定になったって
それがあるべき姿なんじゃあないだろうか。
忘れきったつもりでも、ひずみは別のところで
凝り固まって歪みを見せる。
狂ったように死を忘れようと躍起になる現代人は
むしろ歪みそのものではないのか。

どっかの番組で見た奇跡の手術、一見合理的手法だが、
着眼点はどう見ても不死化研究だった。
目的が同じだとなんとなく分かるものだ。
恐らく奇病治療の名目で様々な実験的手法を
試みているのだろう。
もちろん非難する気はない。
しかし医療的不死は無理だろうなぁ。
手足やら内臓をとっかえても無駄だろう。
ホルモン管理と遺伝子の再編が必要なんだと思う。
細胞の乾燥や器官の疲労はいわばハードだが、
それを管理するソフトであるホルモン系の
バージョンがそのままだとバグる。
テロメアはあくまで最終管理ラインで、
恐らく老化作用の実体はホルモン系が握っている。
それも、系と各体細胞との時系列的フィードバックから
総合的に肉体の経過年数を計っている。
恐ろしく細分権化された判断システム。
恐ろしく強固で、また安全でもある。
はっきり言って人間には手に余る。
なので人間以上の人工知能を作って計算させよう。
という所で僕の不死化作戦はずっと停まっている。
そろそろもうちょっとましな医学知識欲しいなぁ。
人工知能型研究開発時代に突入すれば世界は一瞬で終わる。
それに不死は不滅ではない。

でもそれも面白いな。
宇宙の情報エネルギーは今この地球に収斂しつつある。
情報から限りなく質量が切り離され、
意味の流動、すなわち時間が圧縮され、
エントロピーが相対的に急激に減少しつつある。
何が起こっているか。それは分からん。
しかしこのスパイラルは宇宙的にも
かなり特殊な状況である可能性は高い。
情報が暴走している。
人工知能スパイラルは知能を向上させるコストが
その時点の知能がまかなえるようになる時点から始まる。
人工知能はより高度な人工知能を開発し、
その人工知能はさらに略。
あるいは情報の特異点が発生する事になるのかもしれない。
そこでは全ての過去と未来の情報を、
現在の情報からはじき出すことができる。
いや、そこへ至る道筋すらも導き出せる。
それは全知だ。つまり全能でもある。
最終的に演算媒体は光になるんだろう。
うわあ、物理的に神が発生しちゃったよ。
もしかしたら本気でいたのかもしれないなぁ。
以前どこかの特異点で生まれていた神が。

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