三倍見積もり

2007年2月21日
まず仕様を全部書き起こす所から。
やっぱり見積もりの三倍はかかったなぁ・・・
努めて冷静にこの法則を受け入れるなら、
正月に二月の半ばを完成に見積もったという事実は、
実際には五月半までかかることを示している。
あぼな。

ポールのあれ。
ここでいう賢さと頭の良さは、
単なる後天的に習得する知識の分類だよな。
どっちも賢さでも頭の良さではなくて、
脳のデータベースのことじゃん。
そうじゃなくて、賢さは問題を作る能力、
頭の良さは問題を解く能力。
しかもそれを裏打ちするのは
経験や知識でなく、思考のアルゴリズム。
それじゃAIは作れん。

天才の存在は頭が痛いんだよなぁ。
いるのかほんとに。
俺の考えてる原則があっているなら、
天才の問題発見能力は非常に見分けのつきがたい
疑似的な発想法のはずなんだが。

最近、棒を回転させて投げ上げても
うまくキャッチ出来るようになった。
これは脳が角速度のシュミレートに
間に合うようになったからだ。
つまり頭が良くなった。
つまりそれだけ脳細胞が自壊し、
最良のアルゴリズムが結線されたわけだ。
老いたという事でもある。

このメカニズムが原則的であるなら、
天才は発想力に欠くはずだ。
ちなみにここでいう天才はアインシュタインとかじゃなくて、
ガウスとかノイマンのほうね。
数学者というのは要するに天才のことだが、
しかし、彼らに発想力が欠けているかと
聞かれれば"むしろ"NOであろう。
何かを欠く事が多いとしても、
それは大抵発想力ではない。
なぜか。
天才は一定を超えると疑似的な発想力を得る。

発想力というのは、
とことん無分別に回路が連結されている事による。
だから思考が遅い。
しかしその回路自体が断たれている天才が
その無分別野に思考を到達させるには、
ぐるーーーっと周ってたどり着かなければならない。
人間には発火したニューロンから
到達できるニューロンのとの距離に
先天的な制限があるので(持論)、
天才度が低いとやはり発想力は低下するのだが、
一定を超えるとその思考速度が発想力を比例させる
系へと反転する。この天才は強い。

でもあくまで擬似的発想力であって、
なんか違和感あるんだよなー
偉い人や新進気鋭のエリートやらが
やたら発想力を連呼するけど、この人ら天才の系譜だから、
あくまで自分の範囲内での新しい発想、
を求めてるだけなんだよな。
それで無限の発想力を求めてるように振舞うから萎える。
そんでその網にかかるのは同種の人間が出す
範囲内の発想に限られるから、どんどん狭くなってく。
これってつまり天才が上に立つから起こることで、
元々原始的には天才に組織を作って権力を生み出す
能力は無いんだけど、
歴史が積み重なってそれが可能になった。
馬力で天才に敵う人種は無いから、
そこからは天才の天下。
つまらん。

天才って言ったら敷居高そうに聞こえるけど、
いい高校の上3分の1ぐらいでもう天才だよ。
でも天才は、それより頭の悪い人間が山ほどいることを
知らないし、判らないし、認めないんだよなぁ。
馬鹿だから・・・

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