超次元物語

2006年9月11日
てなわけで男鹿和雄画集?買ッチマッター
ありがとう通販。
イマジネーションを得るために幕府の隠密にまで
ならなあかんかった時代に比べたら天国やね。
何でここまでグラデーションとコントラストが
同居できるんだろう・・・、
と思ったけど、地塗りが生きてるんだなぁ。
なんというかこう、筆に対して
これで表現できないものはねぇ!って自負を感じます。
この画力を支えてるのは膨大な自然観察だろうなぁ。
捧げられたものを推し量ると、
残念ながら僕では目標にと言うのは無理がある。
写実的になるほど物の彩度は減っちゃうけど、
それを押さえた上で少しでも光学的なチャンスがあれば
すかさず鮮やかな色彩を織り交ぜてくる。
それがまあ、絵の色気と言いますか、
感情的なアクセントを担って、豊かさを増してるんだろうな。

今から考えれば、山奥のアニメなんてよくやったなぁ・・・
毎シーン、木、草、山、山。
本当に製作が進むか怖くて企画取りやめそうなもんだけど。
て、だから美術監督が5人もいるのか。
うーん、ゲーム業界もこれぐらいそつが無ければ。

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