ストーリーゲームと非ストーリーゲームの
違いを分けるポイントを探してたんですが、
どうも主人公の動機っぽい。

大概の場合、主人公=プレイヤー。
そして、主人公の動機はゲーム全体の
システムそのものでもある。
主人公の動機が変化するとゲーム自体がひっくり返る。
それはゲームが、一つのゲームとしての
アイデンティティを失うということだ。

RPGとは結局のところハイブリッドゲームのことだ。
それゆえに動機の破綻を起こしやすい。
ぶっちゃけた話、RPGとはラスボスを倒すゲームである。
その動機の下辺に、強くなる、装備を集める、
仲間を増やす、といった目的があるからこそ
多様なイベント組みが可能になっている。
だがそれを物語の一話一話と勘違いしてしまうと、
何か違和感をかもし出す。

とかいうとライブアライブを思い出すが、
あれはまさしく、
主人公と動機とゲームがセットで変化していたからこそ、
ゲームとして破綻していながら破綻を免れた
良作だったのだろうと思う。

・ポイント・

一つのゲームに動機は一つ。

物語のイベントはあくまで動機達成の手段。

動機の変化はゲームの変更。
原則的にありえない。

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