あばた

2005年9月21日
リンケージの設計は自己組織化の
逆設計に近い・・・?

リンケージの行列態・・・というより、
列の交差。
物質同士では距離が重要だが、
情報だけで見れば、その重要は連関の時期。
フィードバックに時期カウンターを含めれば、
その調整も可能。

自己組織化の意義は、
個々に別動作を判断する情報の量より、
組織化された情報のほうが多いこと。

その、情報の錬金術が本当に起こっているのか、
なんとか式で証明できんものか。

・・・

ひょーうすら寒い。

もし細胞に時期カウンターなんてものがあるとしたら、
そりゃあ寿命じゃないか。

そしてリンケージシステムの重要な定義のひとつ。
フィードバックは必ず順方向に進行する。
でなければリンケージがループし、
ゲームが終了しない。

もし自己組織化がその仕組みの根本に、
必ず順方向に進行する性質を有するなら、
細胞は二度と同じ状態になることは無いし、
いずれ自己組織化の想定が尽きる。
生物は終了する。

脳と肉体はほぼ独立した系であるように思えるが・・・

逆に脳も独立して瓦解する。
くしくも自らで最も実際に体験できる。
知性は同じ状態へは絶対に戻らない。
年齢にあった状態を作り出す。
その状態もまた、設計を越えた時点で組織化が崩壊する。

これが死の意味か。
が、そう考えると生物の寿命はいくらでも延びる可能性がある。
・・・いや、自然淘汰に長寿はどう考えても
あまり影響しない。

では無くて、老化というものがそもそも、
自己組織化の破綻の開始だとすれば。
人類の寿命を延ばす鍵は高齢出産にあるのか。

しかしおかしい。
いやおかしい所は山ほどあるが。
二十歳そこそこで自己組織化の破綻が始まって、
その更に二倍以上もつか?
すでに自然淘汰として高齢化が相当進んでるって事か?
特に肉体の衰えに対して、
脳はむしろ加齢によって
さらに最適化されていくような気もする。
脳のほうが進化が早い?
社会の形成によって、
小賢しい権力者が子孫を残した為だろうか。
ありえるな。
人間にとって自然淘汰は、
肉体が健康であるよりも脳が健康である事のほうに
強く働いたのか。
その結果、脳より先に体が死ぬ。

女性のほうが平均寿命が高い理由も見当がつくが、
どうも最近の思考傾向があれっぽいので自粛。

知的生物の業だな。
知が力であればあるほど、
肉体の進化は反比例して遅くなる。

ま、こんなことはどうでもいいんだ。
関係ないし。
誰にも関係ない話だ。

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